継続は力なりと思う看護師の日記

思えば長く続けている看護師というお仕事、研究、そのほかについて書こうと思います

看護師のお仕事

注文の多いお医者さん

私が若い頃には、外科系のドクターは短気で気難しい人が多く、創交換でガーゼの渡し方が気に入らないと、攝子を投げつける、膿盆を投げつける、怒鳴る、ということが日常茶飯事でした 今、そんなことやったら即パワハラで大問題ですよね さて、そういうお医…

毎日残業、4月の異動は恐ろしい

前回、3月の末に書いたブログのタイトルは、「残業がないのは素晴らしい」でした。 その数日後、4月に入って、自分の勤める部署でスタッフの異動があり、結果、自分の仕事量がどーんと増えてしまいました。 今、自分が勤めているのは外来で、一般の診療科…

残業がないのは素晴らしい

ネットの投稿で、仕事が一日8時間なんて楽勝だと思ってたけど、実際は全然8時間じゃない、という書き込みがありました 6:15 起床 7:00 電車 8:00 会社到着 8:30 仕事 17:30 残業 20:00 仕事終了 21:00 帰宅・夕食・入浴 22:30 自由時間 24:00 就寝 うーん…

看護師の退職の理由② ~私の周りの退職者

前回のブログで看護師の退職について書きました 1位 人員不足で仕事がきつい 2位 賃金が安い 3位 休みが取れない 4位 夜勤がつらい 5位 医療事故への不安 6位 職場の人間関係7位 仕事の達成感がない 8位 患者・家族からのクレーム 自治労連「看護職…

看護師の退職の理由① ~転職前の下調べは大切です

1年を通して、3月退職の方は多いですね 看護師の離職率は、常勤11.0%、新卒7.9%(「2013年病院における看護職員需給状況調査」日本看護協会)とのことで、他職種と比べて大差はないそうです これって、看護師としての仕事をやめるってことじゃなくて、働い…

若手看護師を育てるということ

私の勤める病院で、3年目前後の看護師が自分の看護についてプレゼンし、資料にまとめて発表する、という発表会があります 何人かでグループになって行うグループ学習です テーマは何でも良いので、自分が取り組んできたことについて発表をします 3年目の看…

体の老いと看護師業

老化の自覚って、何歳くらいからするものなのでしょうか 私は32歳から33歳がターニングポイントでした もう、その1~2年での記憶力の低下は恐ろしいものがありました 32歳の頃ですが、いつもなら絶対に忘れない業務が抜けてしまったことがあります なぜ抜…

リーダーシップ 上司の資質

昨年、上司が新しく変わりました 優しく、明るく、すっとぼけてはいるけれども、愛されキャラの人です 私は、個人的には好きでした ただ、その人の下で働いた経験のある看護師からはあまり評判は良くなく、 「とにかく仕事をしない」 「仕事と関係のない雑用…

クレーム対応 担当看護師の交代を希望されたら

先日、クレーム対応の研修会が院内でありました 外部講師の方が来ていたので、資料や映像が用意されていて、わかりやすくて聞きやすい研修でした その中に出された、これは事実を基にした事例です、と断り書きがあった事例なのですが、あれ?これでいいの?…

最期を自宅で迎えたい~在宅での看取りを考える

「死期が迫っている場合、どこで最期まで療養を送りたいですか?」 という質問に対して、約6割の人が 「できるだけ自宅で療養したい」 と答えています。 さらに、自宅で最期を迎えたいと考える人は8割弱に達しています。 という調査結果は、よく目にします。…

電子カルテで自分の個人情報は守れるか

手荒れが酷いので軟膏を出してほしいとか、頭痛薬出してほしいとか、気軽に(?)お薬を出してもらえるのは病院勤めの良いところです そうでないと、残業続きの毎日なのに、開業医さんが診察している時間に受診するなんて至難の業です というので、普段は滅…

看護学生の臨床実習指導というお仕事①講習会参加

患者さんへの看護、というお仕事以外に看護師にはいろいろなお仕事があります その中のひとつに、病院に実習にくる看護学生への指導、というものがあります 学生の実習指導者に特に資格がいるわけではないのですが、たいていは、さまざまな機関で行われてい…