継続は力なりと思う看護師の日記

思えば長く続けている看護師というお仕事、研究、そのほかについて書こうと思います

看護師にとって親との同居、良い点悪い点

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私の知る限りでは、女性で看護師として正職員で働き続ける人に、親と同居している人はとても多いように思います。

同居しないまでも、同じ町内や車ですぐの場所に住んでる人が多いです。

 

働き続ける、夜勤や休日日勤のある仕事を続けるには、どうしても家族の協力が必要だからと思うのですが、私は上京して親のいないところで子育てをしながら働いてたので、家族から得られる協力はとってもうらやましいです。

 

同居やごく近くに住むメリットとして、

「親が食事を作ってくれる、お弁当を作ってくれる」というのがあります。

今の時代、子離れしないのか、子供に協力してあげたいのか、私の周りでは、働く娘のために朝食は親が用意してくれて、自分は子供の通園、通学の支度に専念という方が多いです。

朝の忙しい時に子供を急がせるだけ急がせる、「早く早く」と声を荒げなくてもすむなんて、親も子供もハッピーです。

保育園に連れて行ってくれたる親もいるし、子供より先に出勤しても家に誰かいると安心です。

夕食も、自分が残業の時は食べさせておいてくれる、帰宅しても自分のごはんがある、というのも素晴らしい。何より、帰宅時間を焦らずに残業していけるというのもいいです。また、食事の心配、保育園や学校への送り出しの心配をしなくていいということは夜勤も問題ないということです。

 

後は「研修、出張に参加できる」ですね。

何年も正職員で働いていて、ちょっとでも意識が高い人は、しだいに、もっと勉強がしたい、専門的知識や資格がほしい、業務改善をしたい、働きやすい職場にしたいと思うようになります。

そうすると、長期の研修に参加して資格をとったり、職場でリーダーになることや管理職を目指すことになります。

今では認定看護師を目指す方、専門看護師を目指すが多いですが、都会住みでない場合は認定看護師を取るにしても、分野によっては一年近く家から離れて県外へ行くことがあります。

 

私の働く病院で認定看護師の資格を取った人は、独身、結婚してても子供はいない以外の人では、子供のいる人は全員が家族と同居している人です。

 

管理職を目指すとなれば、やはり病院への貢献度は見られますから、宿泊アリの研修や出張の参加は行かなくてはなりません。

 

 

では、悪い点は何でしょう

 

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人にとって違うのでしょうけれども・・・

同居なんて、他人にはわからない確執や苦労もあるのでしょうけれど・・・

 

 

やっぱり子供に対しての影響力の強さや、子供の育て方、教育方針の違いによるストレスではないでしょうか

 

同居してる友人宅に数人で泊まりに行ったとき、みんな子連れで、子供も一緒にひとつの部屋に寝ていたのですが、夜中に友人の義母が入ってきて、友人の子供を抱っこして連れて行ったときにはびっくりしました。

朝起きると、お義母さんは「あのこは私と一緒に寝ることになってるから」と言ってました。

友人同士で、あんなの絶対無理、と言ってましたが、その友人は「お義母さんのやりたいようにやらせてるのよ」とあっけらかんと言ってました。

うまく同居していくコツかもしれません。

 

義両親と同居してると、夫の兄弟の家族や子供も頻繁に来る、兄弟は実家に来てる気持ちかもしれないけれど、食費その他、親世帯と自分世帯とで出してるので、あんまりうれしくない、というのもありました。

 

あとは、本当に贅沢な悩みだなぁと思うけど、自分が一生懸命働いてるのを知ってるくせに親が認めてくれない、ねぎらってくれない、という人もいますねぇ。

 

食事の用意もしてもらって、未就学児が2人いても、こころおきなく残業して出張に行けるのは誰のおかげだ?と言いそうになりますが、それはそれ、これはこれ、なんでしょうね。

「早く家から出たい」ってしょっちゅう言うけど、どんなに助けられて仕事を続けててるか、きちんと考えたことあるのかって思ってしまう。

 

ということで、おおらかに考えられる人、子育て方法に明確な希望や期待がない方は、断然同居はお勧めです。