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継続は力なりと思う看護師の日記

思えば長く続けている看護師というお仕事、研究、そのほかについて書こうと思います

看護研究指導 指導できなかったグループ

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以前も書いたのですが、今年度看護研究の指導を担当しているグループで、ひとつだけ途中で関わらなくなってしまったグループがありました

 

計画書の中で、言葉の定義がきちんとされていなかったので、何をしたいのかがはっきりせず、量的な研究をしたい、というけれども、その目的のためには量的な研究は適さず、当初から難航しそうな雰囲気のあるグループでした

量的な研究をしたいがために、研究の目的や研究対象を変えてくるのですが、それでも、やはり量では無理な研究内容で計画書を出してくる、の繰り返しで、計画書がなかなか出来上がりませんでした

 

最初の目的に立ち返り、そのためその目的に合わせて質的研究をすることになったのですが、言葉の定義をしないままなので、何を明らかにしたいのかがさっぱりわからないまま進んでいってしまいました

とてもおとなしくて、話すと緊張するタイプの若い看護師が初めての研究だけど主研究者で、他はとてもマイペースな不思議ちゃんの先輩が2人、共同研究者でした

 

助言したり、修正を指示したりしても、次も修正せずに全く同じ状態で先に進んだものを提出してくるし、理解してるのだかできないのだか、全くわからない人たちでした

そして計画書を書いて見せに来るように伝えても来ません

 

「定期的に出せないようなら、病棟の担当者や上司の方々が指導して完成させてください、出来上がったものをイチから直せません」

と、メールを出しても返事が来ない・・・

 

そのうちに、病棟の担当者から

「結果として出したカテゴリーだけ正しいか見てやってほしい」

と言ってきたのですが、すでにタイトル、背景、目的も出来上がり、それら自体に一貫性がないものの結果を見たところでどうしようもないので、病棟で仕上げてもらうように伝えました

 

結局は、その病棟の師長や教育担当の看護師が一緒に査読してほしい、とのことで、院内の研究指導者の勉強会も兼ねて、2時間くらいかけて、修正が必要な個所や、どのように修正したらよいかを挙げていきました

それを参考に、病棟で論文の修正を行い、完成させてもらいました

 

先週、用事があってその病棟を通りかかった時に、主研究者の若い看護師さんが走って来て、

「研究の途中で見てもらいに行かなくてすみませんでした!

キリの良いところまで仕上げてからにしようと思ってるうちに、どんどん遅くなって、結局最後まで仕上げてしまって・・・」

「でも、最後に指導者さんが見てくださったんで、師長さんとか皆さんに手伝ってもらって修正することができました、ありがとうございました!」

と言ってくれました

なんて、可愛らしいんでしょう( ;∀;)

もっと私ができることがあったんじゃないか、と反省してしまいました

 

もしかしたら、

「出さなかったことを指導者さんに謝っておきなさい」

と言われたのかもしれません

最後修正するには、多分かなり時間がかかって、締め切りもあったし大変だったと思います

「どうして指導者にその都度見せに行かなかったのか」と叱られたのかもしれません

 

自分たちで研究目的を決めて、その結果が出せたのだから、それでOKなこと、ただ、最初から一緒に相談しながら仕上げるほうが大変な思いをしないですむことや、最後に大きな修正をしなくてすむことを伝えました

 

彼女が研究に対してネガティブな思いを抱かなければよいな、と心から願います

看護研究って本来は充実感や達成感を味わえて、良い経験になるものなのですから

 

上の写真は、これも以前書いていた、研究グループからいったんもらった論文に、私が指摘やアドバイスをしているものです

これは、指導できなかったグループではなく、せっせと論文の修正をしては持って来てくれるやりやすいグループのものです

まだ「はじめに」と「研究方法」を書いている段階ですので、4回目くらいのやりとりのものです

 

ここさえしっかりしておけば、後はあまりズレていかないので、ここはかなり時間をかけて仕上げてもらいます

本来なら研究計画書をしっかり書けば「はじめに」も「研究方法」もそんなに時間のかかるところではないのですが、、みなさん、それを仕上げる前にどうしてもこちらを書き始めてしまうんですよね

計画書にこだわるとモチベーションが保てないようなので、論文として書き始めたなら、それはそれで、論文形式のものを使って修正していきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか進まないグループがありましたが、途中でそのグループの私よりもベテランの責任者に、
「私たちの助言が必要なら区切りごとに見せて下さい、出来上がったものを直すことはお互いに大変です。とお願いしました。
 
それでも、全く連絡がないままだったのですが、先日、その責任者の方から、「カテゴライズが合ってるかどうか、結果だけみてあげてくれる?」と軽くお願いされてしまいました
 
研究背景も無視し、研究方法もムシして結果だけをみろと( ゚Д゚)
それにどんな意味があるのでしょう
 
ということで、それは病棟の方々で仕上げていただくことにしました