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継続は力なりと思う看護師の日記

思えば長く続けている看護師というお仕事、研究、そのほかについて書こうと思います

看護研究の論文を読むのは楽しいですよ

看護研究

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私は看護研究の論文を読むのが好きです

看護は、実際自分が関わっている仕事なので、内情はわかっているし、対象についても知っているので、テーマがとても身近です

 

そして、とても役に立つ内容!

看護研究なんて、昔昔から、自分よりもっと頭の良い看護師さんたちによってされていたことなので、自分が仕事をしている中で疑問に思うことや、知りたいと思うことはたいていすでに研究の対象となっていて、明らかにされていることがたくさんあります

 

例えば、自分が職場の異動があって、内科病棟から混合病棟に行ったとします。

「混合病棟って、なんか働きにくいなぁ」って思った時に、ちょっと調べてみると、混合病棟について調べたものがでてきます。

単科7ヶ所・混合病 棟 5ヶ所、看護師287 名を対象にした研究です

「混合病棟と単科病棟の看護に対する意識の差異について」木村晃子さんらのものです

それには、

「受け持ち愚者の把握ができている」のは 混合病棟 69.8% 、単科病棟 84.8% 、「看護の 充実感を感じている」のは、混合病棟 32.5% 、 単科病棟 64.5% 、「患者のニーズに応じたケアができている」のは混合病棟29.1% 、単科 病棟 44.7% 、「毎日患者のアセスメントを行っている 」のは、混合病棟 65.9% 、単科病棟 80.1% ・・・以下略

という結果が記されています

 

あぁ、やっぱり混合病棟の看護師さんって、大変なのねって思います

 

そして、今回の結果からは比率的にみても混合病棟 のほうが看護業務は煩雑になり看護師の負担 が大きい、としています

また、先行研究により看護師は患者からの 評価や仕事の達成惑など本来の看護業務を行 っているときにもっともやりがいを感じ、逆 に仕事が達成されない時に意欲を失うと報告されている。このことからも、やりたい事、 やらなければいけないことが数多くありながら行えない状況は看護に対する意欲を低下させると考える。

なんか、働きにくいなぁと感じるのは、そのへんに原因がありそうです

そうすると、何等かの対策は立てられそうです

 

また、病棟で看護学生の実習指導をすることになって、看護学生さんはどんな指導を望んでいるんだろう、と思った時

 

はい、あります

看護学生の認知する臨地実習での効果的・非効果的な指導者の関わり 」山田知子さんらによって、研究がされています

 

学生は指導者からの『学生の士気を高める』関わりや,『学生の心情の受容』,『学生の自主性の尊重』,『熱心な指導』といった言葉や態度を通じて実習に対 する意欲が高められていた。 『学生の士気を高める』関わりとは,指導者からの褒める,励ます,頑張りや成長を認めるといった関わりを意味している

学生は指導者からの『学生の心情を理解しない関わり』や『学生を委縮させる関わり』,『不平等な関わり』,『不誠実な態度』,といった,自尊心への配慮に欠く言葉や態度によって,成長が妨げられると認識し ていた。 『学生の心情を理解しない関わり』は,学生の意見 を尊重しない/信頼しない言動,学生の努力・成長を 認めない言動,学生を馬鹿にした態度,学生の心情への無配慮,他学生との比較,学生へのかけの不足,プライバシーへの配慮のない言動といったコードから抽出された

いろいろ学生さんたちも指導者に不満はあるようです

気を付けないといけませんね

 

というように、色々なことを知ることができます

仕事に関するエッセイと大差ありません

 

色々なことのヒントをもらえる論文、ぜひ大勢の人に読んでもらいたいです