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継続は力なりと思う看護師の日記

思えば長く続けている看護師というお仕事、研究、そのほかについて書こうと思います

中高年の看護師にもワークライフバランスを!

ワークラフバランス

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看護師の中でも子育て世代はとにかく休む

子供が風邪をひいた、おたふく風邪をもらった、中耳炎になったなどなど、急な休みも多いし、参観日、懇談会、学芸会などなど休みの希望も多い

 

若い看護師もそこそこ休む

同居の母親が「熱を出しましたので」「生理痛がひどくて起きられないようで」なんて電話してくることもある

 

一番休まないのは、大変な時期の子育てが終わった40代から50代前半くらいの看護師じゃないでしょうか

なんだか妙に体が丈夫だし(!)、教育費や住宅ローンの捻出のために休暇をとって遊ぶこともあまりありません

 

50代後半になると今度は孫の世話だとか、定年を見据えてちょっと休みをとったりするようになります

 

体は丈夫だけれど、私の場合、30代半ばから目に見えて記憶力が衰え始めました

40代になって、日勤・深夜の深夜に起きていくのが辛い、深夜勤務の明け方が辛い、注意力が散漫で段取りも悪くなり、申し送り中にぼーっとすることとかもでてきました

それでも、若い頃からずっとやってた3交代や夜勤ですから、それなしの仕事は考えたことがありませんでした

 

ここ何年かは病棟を離れたので、3交代はしていません

しなくなったら、もう3交代勤務なんて考えられません

あんなしどいこと、もう無理です

 

そして、内科病棟でも外科病棟でももう働けません

絶対インシデントおこしまくりです

アクシデントだっておこします

下手したら医療事故で大事になることだってやらかすかもしれません

 

 

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なぜインシデントをおこす、と考えているかと言うと、一番は、「新しいことが覚えられない」からです

新しい検査方法、新しい手順、日々変わるマニュアル、増える書類作成

覚えられないことは自分でよくわかってますから、なんだってメモを取ります

でもひとつひとつメモを確認して仕事するのは不可能です

人の顔も名前も覚えられなくなりました

集中できる時間も短くなりました

 

私の勤める病院で数年前にインシデントレポートを詳しく集計した結果、そのほとんどが看護師経験20年以上の人が出されていることがわかりました

仕事の慣れ、油断によるものと理由付けされていましたが、私は加齢による記憶のあやふやさ、疲労、集中力の低下も少なからずあるのではないかと感じました

誰もそんなこと書きませんから、本当のことはわかりませんけど

 

病棟を離れてから後の、年1回の上司との面接では、もし病棟勤務に戻るという辞令が出たら病院を辞めます、ということを伝えました

自分の体力や能力を考えると無理だと思います

 

ワークライフバランスとは、仕事と生活を共存させながら、持っている能力をフルに発揮し、それぞれが望む人生を生きることを目指すこと、とされています

 

中高年になっても、先頭に立ってバリバリやりたい人、できる人もいるはずです

40歳すぎて手術室に異動になっても問題なく働いている人もいます

その人はそういう働き方をすればいいと思います

でも、もうやれないと判断した人には、その能力の範囲内でそれぞれの希望する働き方を目指せばよいと思います

その場合は、査定によってお給料の増減をしないと、不公平感がでてきますが

 

私の現在の仕事は、調整業務や、相談業も兼ねていて、一人ひとりの患者さんとかなり長い時間をかけて関わることができます

これは、経験や知識が生かせますから、今の自分には合っている仕事だと思います

 

学生の時に精神科に実習に行った病院には、シスターと呼ばれる80歳近いおばあさん看護師が何人もいました

別にキリスト教系でもなんでもありません

おばあさん、の他の呼び方が、お姉さんではないのかと思います(;'∀')

その方たちは、元は病院で看護師として働いていたのですが、定年後に患者さんの園芸プログラムの補助としての仕事をしておられました

一応なぜか白衣を着てましたが、長靴とカーデガンかジャケットを着て、日焼けよけの帽子をかぶって、クワやカマを持って患者さんと毎日農作業をやってました

 

その姿がとても素敵で楽しそうで、年をとったらあんなふうに働きたいなぁと思ってました

 

ワークライフバランスというと、どうしても子育て中の看護師対象で語られることが多いのですが、私達中高年にも、ぜひ望む人生を送るために活用させてほしいです