継続は力なりと思う看護師の日記

思えば長く続けている看護師というお仕事、研究、そのほかについて書こうと思います

ワークライフバランス制度で夜勤免除で働くこと

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私が働く病院の看護師を対象にした調査で、未就学児を持って、3交代をしている看護師はその中の1割程度、という結果が出ました。

 

時代を感じます。

良い時代になりました。

 

私が出産した頃は、産休あけだろうが、育休あけだろうが、3交代することが常勤で働くことの条件でした。

夜勤ができないなら嘱託勤務に変更するように言われてました。

 

夜は夫や親に子供をみてもらえない、と言っても「近所の人に頼める人はいないのか」なんて上司に言われた同僚もいました。友人にお金を出して夜勤時に泊まれせてもらっている同僚もいました。

 

個人の小規模な病院だと融通がきいたのかもしれませんが、国公立や大学の付属病院ではたいていそんなかんじだったと思います。

就職して東京で一人暮らしをして親戚も誰もいないところで子育てをすることになった私も当然仕事を辞めなくてはいけなかったし、再就職のときに公立の病院で、日勤のみで働けるところを探しましたが、看護師募集についての問い合わせをすると、「夜勤をしない常勤なんて募集しているところないんじゃないですか」と言われました。

 

けれども今、公立の病院でも多くの看護師がワークライフバランスの取り組みのもと、夜勤免除で働いています。

ちなみに、夜勤免除を受けている看護師の半分は親と同居しています。

未就学児の病気に対しては看護休暇とかも当たっちゃいます。

 

子育てのために退職しなくてはならなかったり、子供がいるために研修に参加できず、希望の部署で働けなかったという経験を持つ者からしたら、今の時代はいいなぁと思います。

もちろん、子育て真っ最中のお母さん看護師からしたら、夜勤免除以外にもいっぱい免除してほしいことや配慮してほしいことはあるのでしょうけど。

頑張ってほしいなぁと思います(*'ω'*)